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ミニマリストに憧れた日々
以前、自分はミニマリストに憧れた時期がありました。
持ち物をとにかく減らそうと考えました。
少ない持ち物で、狭い家に住む。
家賃も節約できるし、自分が本当に大切にしているものにだけ時間を使える。
そんな考えからミニマリストを目指したりしていました。
ミニマリストを目指すにあたって、持ち物を減らしていきました。
たくさんの本や家具などです。
山のようにあった本のほとんどを売り、あまり使わないソファーを実家に譲ったりしました。
その過程でお世話になったのが、電子書籍やApple musicです。
自分はとにかく持ち物は小さい方がいい、と考えていました。
本はすべて電子書籍で買うようにしました。
音楽もCDではなく、サブスクを利用しました。
サイズが小さいことがとにかく良いことと考えていました。
本や音楽をデータとして保管するデメリット
今でも持ち物は厳選するようにしています。
ですが、「サイズが小さければとにかく良い」という考えは捨てました。
特に、本や音楽についてです。
本や音楽をデータとして保管することのデメリットを感じたからです。
<本や音楽をデータとして保管するデメリット>
- ほぼ無限に保管できるので、自分なりのセレクトができない
- 実体がなく愛着がわかない
- 紙の本より頭に入りにくい気がする
※あくまでも自分が感じたデメリットなので、他の方はどうか分からないです。
無限に保管でき、セレクトができない
紙の本は電子書籍より場所を取ります。
それがメリットになることもあると思います。
電子書籍の場合すべてのデータを保管できるため、捨てることがありません。
ですが紙の本の場合、本棚がいっぱいになったら捨てることを考えなければいけません。
無限に保管することはできません。
そのため良い本をセレクトしていくことが求められます。
このセレクトするという作業が重要だと感じます。
すべての本を同様に扱うのではなく、自分にとって必要な本を選んでいく。
そういった厳選をしていくことで、自分の本棚のレベルが高くなっていきます。
自分に必要な本ばかりが厳選された本棚は理想の本棚でしょう。
だから本は紙で買うようにしています。
音楽についても同様に考えました。
確かにサブスクは便利です。
とてつもない数の曲を聴くことができます。
でも、自分でセレクトすることができない。
それに毎月の利用料も安くありません。
自分の選んだ最高のCDに囲まれて生活したいと思います。
実体がなく愛着がわかない
本でもCDでも、手で触れることができることで愛着がわきます。
電子書籍やサブスクの音楽は触れることができません。
電子書籍は汚れたり、折れたりしないのも利点の一つだと思います。
ですが、自分の読んだ形跡が全くないのも寂しいと思います。
汚れたりしても、それに愛着を覚えます。
汚れてしまうものだから大切に扱うようになります。
電子書籍は紙の本より記憶に残りづらい
きちんとした根拠はありませんが、少なくとも私は紙の本の方が頭に入ります。
理由ははっきりとは分かりませんが、実際に触ったり、ページをめくる動作などが関係しているかもしれません。
電子書籍で読んだ本より、紙で触れた本の方が印象が残ります。
循環させ厳選していく
本や音楽を買って売る、という循環をさせたいです。
本を買って、厳選して、不要なものは売っていく。
大切なものだけを残していきたいです。
紙の本やCDの音楽はその手助けをしてくれます。
自分がどれだけ多く持ちすぎているか、一目瞭然です。
データとして本や音楽を買うと無限に集めることになりがちです。
とにかく集めるというのは、あまり好きな考え方ではありません。
必要なものをどんどん厳選して、自分にとっての大切な本や音楽に出合えるようにしていきたいです。