本の紹介

【うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと】楽に生きるには素直が大切!

くるくろ

デラさんの「うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと」という本を読みました。

すでに5回は読んだ愛読書です。

私は、うつ病になって7年ほどです。

症状は寛解に近く、日常生活は問題なく送れます。

ですが、まだ仕事が十分にできません。

職場に行くと体調不良に襲われます。

この本にはとても救われました。

楽に生きるための生き方が学べました。

楽に生きるために大切なことは「自分に素直になる」ことだと思いました。

今回はデラさんの「うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと」という本で学んだことを紹介します。

※注意※

この記事は私が本を読んだ感想や学んだことです。

本の内容と異なってることがあります。

正確な本の内容が知りたい方は、ぜひ買って読んでみてください。

うつ病は生き方を見直すチャンス

うつ病はすぐには治らない場合があります。

それは、生き方を変える必要があるからだと思います。

頑張りすぎていたり、ストレスが多い生き方だとうつ病は良くなりにくいと思います。

うつ病を治すためにも、自分の生き方を見直す必要があります。

それにうつ病を治しても、生き方を変えなければ、また再発してしまうかもしれません。

これまで通りのやり方を続ければ、またうつ病になる可能性が高いということです。

うつ病を再発させないためにも、生き方を見直す必要があります。

どのように生き方を変えるかというと、楽に生きられる方法を考えればいいと思います。

うつ病の時は生きるハードルがすごく高くなってしまいます。

日常生活を送ることすら難しいこともあるでしょう。

なので、ストレスが少なく、楽に生きる方法を見つけることが必要なのです。

生きるハードルを下げるイメージです。

自分に素直に生きる

楽に生きるためには自分に素直になることが大切。

自分が辛いことは辛い。

自分が苦手なことは苦手。

ありのままの自分を受け入れるようにしたいですね。

自分を偽っていると、いつまでも辛い仕事にしがみついてしまったり、嫌な人間関係を続けてしまいます。

辛いものは辛いと、認めるようにしたいです。

辛いと分かれば、そこから離れることを考えられます。

大学生の時、同じ部活仲間と仲良くすることに無理をしていました。

部活内になじめない私は、ひどい扱いを受けることもありました。

そのころ私は「部活内で友達を作らないといけない」という考えに縛られていました。

その結果、辛い人間関係を楽しいと思い込もうとしていたのです。

つまり、自分をだまそうとしていたのです。

辛いことは辛いと認めて、徹底的に避ければ良かったと思います。

自分を認めてくれない集団からはさっさと離れてしまえばよかったです。

辛い人間関係を続けた影響で、人間不信になってしまいました。

早めに逃げれば傷も浅かったと思います。

ネガティブな考えを止める方法

時々、ネガティブな考えに囚われてしまうことがあります。

「どうして普通に働けないんだろう」

「こんなに辛いのはどうしてだろう」

漠然とした不安感に襲われることもあります。

そんな時に救ってくれるのは、「無心になれること」です。

次のようなことをして、ネガティブな考えを追い出します。

  • 本音をWordなどにひたすら書き込む
  • 目を閉じて好きな音楽に集中する
  • 好きな本を味わって読む
  • Youtubeを集中して見る
  • 散歩して体を動かす
  • ゆったりと瞑想

おすすめなのが「本音を書く」ことです。

自分の辛いこと、感じたことなどを自由に書きます。

ひたすら脳内を言語化していきます。

自分の気持ちが文字になることで、気持ちが落ち着いてきます。

また、淡々と書くという作業が自分を落ち着かせてくれます。

ネガティブなことを考えながら文章を書くのは難しいですから。

気づくとネガティブな考えは居なくなっています。

ネガティブな考えに支配されそうなときはおすすめです。

家族は養わない

この本で一番衝撃だったのが、「家族は養わない」という考えです。

うつ病を抱えながら家族のために働くことは困難です。

一人で生活することすら難しいのに、家族を背負うことは不可能です。

養わないという選択肢があることに気が付き、気持ちがとても楽になりました。

これまで私は「家族のために働き続けないといけない」、そう思い込んでいました。

うつ病の症状が辛くても、家族のためと思って仕事をしていました。

それが重荷になってしまっていたのです。

今も働いていることには変わりはありません。

ですが、家族のためではなく「自分のため」に働いています。

自分が家族と一緒に生きていきたいから働いています。

同じことのように思われるかもしれませんが、少し違います。

あくまでも自分主体で生きていこうと決心したのです。

家族と一緒に暮らしたいのは自分です。

自分の望みをかなえるために、働き続けています。

自分主体で生きるようにしてから、無理な働き方はしなくなりました。

自分の健康が第一なので、無理は絶対にしません。

結果、メンタルの状態も良い方向に向かっています。

うつ病で良かったこと

うつ病でよかったことにも気づかされました。

うつ病で良かったことは、

  • 幸せのハードルが下がった
  • 自分の限界が分かるようになった

などです。

幸せのハードルが下がった

うつ病になって健康のありがたみが良くわかりました。

自分の好きなことをできるって幸せなことだなって思います。

うつ病がひどいときは何もできません。

好きなことにすら興味を失います。生きるのに精一杯です。

そんな状態を経験すると、少しのことで幸せを感じることができます。

「ブログを書けて幸せ」

「きれいな空を見れて幸せ」

「好きな本を読めるって幸せ」

などのように、生活が幸せだらけなことに気が付きます。

自分の限界が分かるようになった

10代の時は頑張るほどいい成果が出ると思ってました。

自分の限界を知らなかったからです。

限界を超えて頑張ると人間は壊れます。

結果、うつ病や自殺といった結果になってしまいます。

うつ病になった私は、自分の限界に敏感になりました。

限界を超えて頑張るとうつが再発するからです。

自分が今どのくらい疲れているのか?

あとどのくらい頑張れるか?

など、常に意識するようになりました。

自分の限界が近いサインも分かってきました。

私の場合、

  • 倦怠感が強い
  • やる気が出ない
  • 原因不明の頭痛や腹痛
  • 「疲れた」と言ってしまう

などのサインが出れば黄色信号。休むべきサインです。

自分の体の状態に敏感になれたのは、うつ病になって良かったことです。

まとめ:自分本位に生きていく

うつ病の時は「より楽に生きるスキル」が必要です。

どうすれば自分が楽で生きやすいか、を考えて生きていきたいです。

そのためには自分本位であることが大切。

自分の苦しさを認め、そこから逃げる勇気を持つことが必要だと思います。

自分主体で生きていきたいです。

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