エッセイ

浪費も生活を豊かにする!念願のカフェ部屋を作って思ったこと。

念願のカフェ部屋

朝10時。ニトリの開店時間に合わせて家を出た。

ニトリに来たのは新しい二人掛けソファーを引き取るためだ。

濃い緑のソファーで、部屋に合わせて選んだ。

価格は安いが、妻も私も色が気に入った。

ソファーを積んで帰るときも、気分はウキウキだった。

帰りの車の中で歌ってしまうほどだった。

家についてソファーを運び込もうとしたのだが、想像以上に重くてデカい。

大きすぎて手が届かず、抱えることができない。

困っていると妻が家から飛び出してきて助けてくれた。

本当に助かった。あやうく駐車場にソファーを置くところだった。

自宅にカフェ風の部屋を作るのが夢だった。

今回、そのカフェ部屋を作ってみることにしたのだ。

黒っぽい絨毯、4つライトが付いたシーリングライト、カフェにありそうな小さめのテーブル、そして今日組み立てた緑のソファー。

総額8万ほどになった。痛い出費だ。

でもお気に入りの家具に囲まれていると落ち着く。

あまりにも気に入っているので、部屋から出られないほど。

8万円の価値はあったのかなと思う。

たまには生活を豊かにする浪費も必要かも。

普段は節約を意識して生活している。

家計簿も月一回つけている。

でも最近、気が緩んでいたのだろう。

カフェ部屋は想定外の出費だった。

たまたまニトリに行ったときに、妻がソファーを一目ぼれしたのだ。

そこからカフェ部屋を作る夢に火がついてしまった。

カフェ部屋を作って思うことは、テーブルの高さを失敗したということだ。

届いてみて思ったのだが、テーブルが高すぎる。

ソファーに合った高さではなかった。

おかげでソファーの上にクッションを2個重ねて座ることになってしまった。

買う前は、ソファーとテーブルの高さの差が30cmでちょうどいいと考えていた。

でも思ったよりソファーが沈む。

た、体重のせいかもしれない。そうではないと思いたい。

もう一つ思うことは、家具は一度に買った方がいいということ。

少しづつ家具置を揃えると部屋の雰囲気に合わせるのが難しい。

カフェ部屋を作る時、一度に揃えたおかげで部屋の雰囲気に合わせた選択ができた気がする。

これはうまくいった点だろう。

せっかくカフェ部屋を作ったのだから存分に楽しもうと思う。

今年初のスニーカー

春になり雪が溶けてきたので、スニーカーを出した。

去年買ったスニーカーだが、踵の所が一部破けてしまっている。

1年も履いていないのだが、これで日本一周したのかと思うほどボロボロだ。

去年は通勤や散歩でたくさん歩いていたのかもしれない。

時間は15時。妻と娘は昼寝をしている。

私は本屋まで散歩に行くことにした。

今日は天気が良く、さわやかな青空の中に雲がいくつか浮かんでいる。

スニーカーは汚れていたが、冬のブーツと比べ軽くスイスイ足が進む。

青空のすがすがしさも相まって、気分も爽やかだった。

脳内ではセロトニンが出ているのかもしれない。

これまで散歩を習慣にしようとしてきたが、うまくいっていなかった。

5分外に出るだけで疲れて帰るありさまだった。

それが今日は、徒歩30分の道のりをラクラクと歩くことができた。

スニーカーの効果かもしれない。

靴を変えるという小さな変化で、散歩できるようになれた。

工夫すればいいこともあるもんだ。

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